【赤ちゃんのスキンケア基本】実は間違ってる?ワセリンの正しい使い方と活用法

こんにちは。
赤ちゃんとママのためのやさしい時間を届ける「びーんず」です。

今回は、育児中によく登場するスキンケアアイテム「ワセリン」について、意外と知られていない正しい使い方や、赤ちゃんへの具体的な活用法をお伝えします。


◆ ワセリン=保湿剤?実はちょっと違います

「乾燥してるからワセリンを塗っておこう〜」
そんなふうに、なんとなく塗っているママも多いかもしれません。

でも実は、**ワセリンは「保湿剤」ではなく「保護剤」**なんです。


◆ ワセリンの正体は「フタ」

ワセリンには、お肌に水分を与える成分(=保湿成分)は入っていません。
その代わり、お肌の表面に膜を作って、「水分が蒸発しないように守る」役割があります。

たとえるなら、スキンケアの“ラップ”のようなもの。
せっかく与えた水分や油分が飛んでいかないよう、うるおいを閉じ込めてくれる存在です。


◆ ワセリンを使うタイミングと順番

赤ちゃんでも大人でも、基本的なスキンケアの流れは以下のとおり。

  1. 化粧水などで水分をチャージ
  2. 必要に応じて保湿クリームや乳液で油分をプラス
  3. 最後にワセリンをうすーくのせて“フタ”をする

つまり、**ワセリンは「スキンケアの仕上げ」**に使うのが正解なんです。

赤ちゃんのスキンケアでも、お風呂上がりなどに保湿剤を塗ったあと、
乾燥しやすい部分やトラブルが気になる部分だけワセリンを重ねて使うと効果的です。


◆ 赤ちゃんのお肌トラブルに!ワセリン活用法3選

赤ちゃんの肌は、とってもデリケート。
ちょっとした刺激で赤くなったり、乾燥やかゆみが出たりしやすいですよね。

そんなとき、シンプルで安心なワセリンは、ママの頼れる味方になります。

✔ おむつかぶれ予防に

おしりを清潔にしたあと、うすくワセリンを塗ることで、
おしっこやうんちの刺激から肌を守ってくれます。

✔ よだれ・ミルクかぶれに

授乳や離乳食、よだれで荒れやすい口周りにもワセリンを。
うすく塗っておくことで、水分・よだれの刺激から肌をガードします。

✔ 掻きこわし予防に

乾燥でかゆくてひっかいてしまうと、傷や湿疹の原因に。
ワセリンで表面をコーティングしてあげると、バリア機能が高まり、悪化を防げます。

◆ ママ自身のスキンケアにも◎

育児中は、ママの肌のことはつい後回しになりがち…。
でも、手荒れや顔の乾燥などにも、ワセリンはシンプルで安心なケアの味方です。

  • 手を洗ったあとに少量塗って“手袋のようなバリア”に
  • 寝る前に目元・口元にうすく塗って乾燥対策に

「自分の肌にもやさしくしてあげよう」
そう思える時間は、心の余裕にもつながっていきます。


【まとめ】赤ちゃんとママ、どちらにも使える“お肌の守り神”

ワセリンは、うるおいを与えるものではなく、守るもの。
正しく使うことで、赤ちゃんのお肌トラブルを予防したり、ママの乾燥対策にも活用できます。

赤ちゃんにもママにも安心して使える“お肌のバリア”として、
毎日のケアに取り入れてみてくださいね🌸


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